モリワキマフラーの画像

モリワキエンジニアリングの魅力

日本製のバイクとして、ヨシムラと肩を並べる知名度を誇る「モリワキエンジニアリング(モリワキ)」。カスタムやチューニングをかじっていれば、一度はその名を聞くことがあるでしょう。

どちらかと言うとホンダ車との相性が良いと言われていますが、これはホンダの純正パーツを手掛けるメーカーでもあるからですね。

マフラー単体で見ると、ネイキッド、ツアラー、レーサーレプリカなどの車種と相性が良いマフラーを多く作っています。傾向がなんとなくヨシムラに似ているのは、ヨシムラの技術者が独立して設立した会社だからでしょうか。

美しく実用的なマフラー

レースに造形があれば、黄と青を見ると「あ、モリワキだ」と感じることでしょう。黄色と青は、モリワキが出すマフラーを彷彿とさせる色でもあります。モリワキの代表的なマフラーモデル「ZERO」は、黄色から赤、そして青に変わる美しいマフラーとして有名だからです。

ZEROモデルの美しいグラデーションは、フルエキだけではなくスリップオンマフラーでも同様です。見る人が見ればすぐにモリワキだと気づくでしょう。

ただ、スリップオンとはいえ相場よりも高価な部類ではあるので、何が何でもフルエキにしたい!というこだわりが無いのであればスリップオンを選んでも良いかと思います。

なお、モリワキのパーツはマフラーに限らず耐久性を重視して作られていて、強度にフォーカスを当てると、価格の割に過剰といえるほどの耐久性を持たせているという点でも知られています。

音量が大きく、性能が素晴らしい

レーサーバイクのパーツを得意としているからか、はたまた音量に対してそもそもこだわりがあるのかは定かではありませんが、モリワキのマフラーに変えると音量が上がりやすいという特徴があります。

モリワキのサウンドを心地よい低音と捉えるか、うるさいと捉えるかは人によると思います。

ただ、レースではなくストリート用のマフラーは、ストリートで使用することをきちんと念頭に置いた作りになっています。マフラーは性能を最大限に引き出すと言うよりも”活かす”ことに焦点を当てているようで、扱いやすさをかなり重視しています。そのうえで、出力を上げやすくなるような特性を付加しているような設計がされています。

純正に比べると明らかに軽く、エンジン性能をぐいぐいと引き出してくれて、スロットルを開けるのが楽しくなるタイプのマフラーが多いので、乗り心地については十分に満足できると思います。回転数が上がり今までと比べると軽々と走れているような実感は得られるはずですよ。