マフラーと騒音規制

バイクの騒音でトラブルに

バイク好きの方にとって、風を切って走るそう快感は、何物にも代えがたいものがあります。
そしてもう一つ、バイクといえば、エキゾーストから繰り出されるマフラー音も、バイク乗りの醍醐味と言えるものです。
しかし、バイク好きでない方にとっては、こうした音は騒音でしかありません。
マフラーを交換される方も多い中、バイクの音には周囲に対する心遣いも必要です。

特に夜中の爆音は、辺り一帯に響きやすく、マンションなどの集合住宅などは、共鳴により部屋の中まで届きますので要注意です。
最近増えているのが、バイクの騒音でトラブルになるケースです。
そのため、最近では、バイクの騒音規制がかなり厳しくなっています。

バイクの騒音規制とは

バイクに限らず、楽器演奏やカラオケなど、騒音に関する問題は、騒音規制法に基づき、規制基準が定められています。
騒音規制法の罰則は特にありませんが、騒音規制法の対象となった場合、自治体主導による「改善勧告や改善命令」が行われることになります。
この改善勧告や改善命令に従わなかった場合、懲役刑または罰金刑が科せられる可能性があるのです。

そのため、騒音規制法そのものには、罰則は設けられていませんが、改善勧告または命令に従わなかった場合は、法的な措置を受けることになります。
バイクや車などの騒音は、環境省令による自動車騒音の許容限度が定められていることをご存じでしょうか。
次の項では、この辺を少し掘り下げて解説していきます。

騒音規制値と加速騒音測定規制

騒音といっても、第3者が感じる「程度」によって変わってきますので、環境省ではこうした総合問題に対して、一定の基準を設けています。
騒音規制値とは、騒音にあたる音の大きさが、一定値を超えた場合に、騒音規制の対象となるというものです。

以前までは、この騒音規制値だけでしたが、新たに「相対規制値」が採用されることとなっています。
実際の測定に関しては、「近接騒音測定」により、騒音のレベルを測ることになります。
バイクの具体的な測定方法は、測定器をマフラー端から後方45度の同じ高さで、50cm離れた位置に設置して測ります。

消音効果のあるマフラーも選択肢

バイクの場合、騒音の判定が、排気量によっても異なりますので、こちらに記載しておきましょう。

『50㏄以下の原付一種』
・79dB
『125㏄以下の原付二種』
・85dB
『250㏄以上のバイク』
・89dB

これらの数値を超えると、騒音として騒音規制法の対象となります。
dBとはデシベルの事で、音の強さを通知としてあらわしたものです。
ちなみに、パチンコ店内の音が80dB、カラオケ店内での音が90dBとされていますので、就寝時にこのような音を聞かされたら、腹が立つのはよくわかります。
したがって、バイクに乗られる方は、このような騒音に関しても、十分に気をつけ、マフラーを交換する際には、消音効果のあるマフラーも選択肢に入れましょう。